絵本紹介 no.14
今日、紹介する絵本は昔からあるばばばあちゃんシリーズ
さとう わきこさんの『いそがしいよる』です。

いそがしいよる絵本ナビhttps://www.ehonnavi.net › 絵本
元気で愉快なばばばあちゃんのお話。星空を眺めに庭に出たばばばあちゃん。そうだ、ここで寝よう、と思いつき、家の中からあれもこれもと外に出します。最後は星のことなんて、すっかり忘れて・・・
とってもワクワクする絵本です。ぜひ読んでみてくださいね!
大人になっても大好きな絵本
今日紹介した絵本は、私が子どもの頃、何回も何回も保育園の貸出日に借りて読んでいた記憶にも残っているほど大好きな絵本です。
短大で、幼児教育学科に進んだことで又この絵本と再会。大人になってもやっぱり大好きな絵本でした。
いつもは、我が子の子育てエピソードを書いていますが、今日は、私の子どもの頃のエピソードを聞いてください。
私は絵本の主人公だった
私が保育園の年長さんくらいの頃、週末の本の貸出日でいつものように『いそがしいよる』を借りて、休みの日ばばばあちゃんのように外に椅子を出しその絵本を読んでいました。
ふと思ったのです、『私もばばばあちゃんみたいに外で寝よう!』と。
1人で出せるものを次から次に出していき、レジャーシートをベッドにして椅子小さな机お菓子お茶等々、絵本に出てくるもので、自分1人で出せるものを頑張って出していきました。
まるで、ばばばあちゃんにでもなったかのように、それはそれは夜になるのが楽しみで待ちきれず、寝転んだり、お茶を飲んだりして楽しんでいました。
お母さんに見せたら驚くかな?今日は外でお母さんと一緒に寝よう!って誘ってみようなんて考えながら母の帰りをウキウキしながら待っていました。
母、激怒
仕事から帰ってきた母に、私は「今日一緒に外で寝たい」と、おかえりも言わずそう言ったように思います。
母は、外にたくさんのものが家から出され、ごちゃごちゃと並べてある光景を見て、「何これ!!何やってんねんな!すぐに片付け!』と激怒。
母になった今なら、その激怒した母の気持ち怒った理由もちゃんと理解できます😁
けれど、当時の私はどうしてもばばばあちゃんと同じことがしたかったので、「この本読んで、こんなふうにしたいねん!」とさらに食いつき、これから夜ご飯の準備をしないといけないいそがしい母はさらに激怒・・・(そらそうなるよね・・・😅)
私は泣きながら一つ一つ家の中に片付け、夢は破れたのでした😭
最後に
この絵本を読むと小さい頃の記憶が蘇ってきます。
私も親になった今偉そうに子どもを叱ったりしていますが、私もよく怒られていたなぁと思います。
つい、その状況だけを見て子どもを感情的に怒ってしまいがちですが、どうしてこうなったのか、どうしてそう言ってしまったのか、どうしてそう思ったのか等々、理由を聞くことで怒らなくてもいいことがほとんどのような気がします。
そんなふうに、わかっていても感情的に怒ってしまう私ですが・・・😅
子どもがわからない!なんでこんなことするの?なんて思う時は、自分の幼少期を振り返ってみるのもいいかもしれませんよ。
ご両親が健在なら、自分がどんな子だったか聞いてみてもいいかも。
自分が知らない思い出話が聞けるかもしれませんね。
きっと、今私に怒られている子どももいつか親になり子を叱る時が来るのかななんて思ったりします。その時は、孫を守れるおばあちゃんになりたいと思います☺️
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